こんにちは!千葉市の貸切無人室内ドッグランわんルームです。
ワンちゃんの顔をじっと見ていると、目の上にぽつんと毛の束があることに気づいたことはありませんか?
「あれ、眉毛みたい…」と思った方も多いはず。
実はこの“眉毛”、見た目だけじゃない意外な役割を持っているんです。
今回は、そんなワンちゃんの“眉毛”に隠された秘密についてご紹介します。
1.その“眉毛”、名前があります

まず、ワンちゃんの眉毛のような毛の名前は「上眼瞼毛(じょうがんけんもう)」または「上眼窩毛(じょうがんかもう)」と呼ばれています。これらは、人間のように表情を作るための毛ではなく、感覚器官として重要な役割を果たしているんです。
2.センサーのような働き

ワンちゃんの眉毛のような毛は「触毛(しょくもう)」の一種で、ヒゲと同様に神経が通っています。わずかな空気の動きや物に触れる感覚をキャッチし、周囲の状況を把握するためのセンサーの役割を果たしています。
特に暗い場所や狭いところを歩くときに活躍し、物にぶつかる前に“眉毛”が先に感知してくれることで、ワンちゃんはスムーズに動くことができるのです。
3.感情を伝えるサインにも

この“眉毛”部分の動きは、ワンちゃんの感情表現にも関係しています。
例えば、飼い主さんに何かを訴えたいとき、困っているとき、不安なときなどに、目の上の毛が少し上がって「困り顔」に見えることがあります。これは筋肉の動きによるもので、ワンちゃん自身が意識してやっているわけではありませんが、飼い主さんにとってはとても分かりやすい“感情のサイン”になっているんです。
4.犬種によって個性いろいろ

眉毛のような毛の形や色は、犬種によってかなり個性があります。たとえば、柴犬やダックスフントなどは眉毛の位置がはっきりしていて、「アイポイント」や「まゆげ模様」があるように見えることも。一方で、トイプードルやシーズーのような被毛が長く伸びる犬種では、トリミングによって眉毛の印象が変わることもあります。
飼い主さんの中には、トリミングの際に“眉毛”を強調してカットしてもらい、より表情豊かな仕上がりを楽しんでいる方も多いです。
まとめ
ワンちゃんの眉毛は大切な感覚器官なので、むやみにカットしたり抜いたりしないように気をつけましょう。特に敏感な部分なので、触られるのを嫌がる子もいます。お手入れの際には優しく、慎重に扱ってあげてください。
そして、ワンちゃんの眉毛は私たちにたくさんの気持ちを伝えてくれています。日々の何気ない表情の変化から、ワンちゃんの気持ちをもっと知ることができたら、関係性もグッと深まりますよね。
そんな表情の観察にもぴったりの場所が、室内ドッグラン「わんルーム」です。
天候に左右されず、安心・安全な環境でワンちゃんを遊ばせながら、他のワンちゃんとのふれあいや表情の違いを観察できるチャンスがいっぱい。飼い主さん同士の交流も生まれやすく、情報交換の場としても人気です。
「うちの子、こんな顔するんだ!」という新たな発見があるかもしれません。ぜひ、ワンちゃんの眉毛の“サイン”を見逃さない場所として、「わんルーム」へ遊びに来てみてくださいね。