こんにちは!千葉市の貸切無人室内ドッグランわんルームです。
ワンちゃんと猫ちゃん、どちらもペットとして人気のある存在ですよね。
でも、よ〜く観察してみると、舌の使い方にはかなりの違いがあるって知っていましたか?
今回は、ワンちゃんと猫ちゃんの「舌のヒミツ」に注目して、その違いや仕組みをご紹介します。
1.舌の構造がそもそも違う!

まず大前提として、ワンちゃんと猫ちゃんでは舌のつくり自体が違います。
● ワンちゃんの舌:
つるっとしていて柔らかく、唾液が豊富に出やすい構造。冷却機能が高く、体温調節に大きな役割を果たします。
● 猫ちゃんの舌:
ザラザラしていて、細かいトゲ(舌乳頭)がびっしり。これは毛づくろいや肉をこそげ取るために特化した機能です。
つまり、ワンちゃんの舌=クーラー+コミュニケーションツール
猫ちゃんの舌=グルーミング用のブラシ+狩猟道具
という感じなんです。
2.水の飲み方にも大きな違いが!

意外と知られていませんが、水の飲み方もかなり違います。
● ワンちゃんの場合:
舌をお椀のように丸めて、水をすくい上げるようにして飲みます。豪快にベチャベチャ音を立てるのが特徴的ですよね。
● 猫ちゃんの場合:
舌の先端だけを高速で水面にちょんちょんと当て、表面張力を利用して水を引き上げるという、まさに“職人技”!
この違いをスローモーションで見ると、本当に面白いんですよ。
3.舌で体温調節するのはワンちゃんだけ?

ワンちゃんは汗腺が少ないため、パンティング(ハッハッと口を開けて舌を出す行為)で体温を下げています。
つまり、暑いときに舌を出してハアハアしているのは、**「汗をかいてる」**のと同じこと。
舌に豊富な血管が通っているので、冷たい空気に触れることで血液を冷やしているんです。
猫ちゃんはというと…そこまで舌で体温調節はしません。
じっとして自分の体温が上がらないように工夫するタイプ。ワンちゃんとは真逆ですね!
4.舌で愛情表現するのもワンちゃんの特徴!

ワンちゃんは舌を使って、飼い主さんの手や顔をペロペロ舐めることがありますよね。
これは、愛情表現だったり、**「大好きだよ!」「かまって!」**のサイン。
子犬のときに母犬に舐められて育つので、「舌で触れる=安心する」という感覚が根付いているんです。
猫ちゃんにも舐める行動はありますが、毛づくろい目的が強く、コミュニケーションとは少し意味合いが違います。
5.ワンちゃんの舌はとっても多機能!

- 水を飲む
- ごはんを味わう
- 体温調節をする
- 愛情を伝える
- 傷をなめて治そうとする(※実際は逆効果のこともあるので注意)
こんなに多機能な舌、あらためて見るとすごいですよね!
まとめ
舌を出して、ハアハアしながら楽しそうに走るワンちゃんの姿って、見てるだけで幸せになりますよね。
そんなのびのびタイムを、天気に左右されず安全に楽しめる場所が、千葉市のわんルームです!
ワンちゃんの舌が“本領発揮”するのは、楽しく遊んでいるとき。
そんな瞬間を、ぜひわんルームで体験してみませんか?